インドネシア、原油100ドル未満ならBBM補助金価格2026年末まで維持
インドネシア政府は原油価格が1バレル100ドルを下回る間、補助金付き燃料価格を2026年末まで据え置くと表明した。
インドネシアのアイルランガ・ハルタルト経済調整相は2026年9月23日、ジャカルタのフェアモントホテルで開催されたAntara Business Forum 2026で、原油価格が1バレル100ドルを下回る限り、非補助金向けの政府購入価格は現在1バレル90ドル台にとどまり、国家予算(APBN)の緩衝機能で吸収できるため、補助金付き燃料(BBM bersubsidi)の値上げは年末まで行わないと述べた。当日のブレント原油は1バレル99.25ドル、WTIは1バレル90.27ドル(前日比0.3%安)で、原油価格は年初来60%上昇したが、直近5日間は下落傾向にあるとした。
背景
日本企業への含意
日本企業にとって、インドネシアでの燃料コストが年末まで大きく変動しない見通しは、現地での物流・製造コスト計算の安定材料になる。ただし原油価格が1バレル100ドルを超えれば補助金政策見直しの可能性があり、エネルギー関連事業者は中東情勢を踏まえた価格変動リスクを引き続き注視する必要がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

