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ベトナム・米通商協定、交渉7回で大筋合意へ 技術論点のみ残す

ベトナムと米国は2025年4月から7回の公式交渉を重ね、相互的で公正・均衡ある貿易協定の内容をほぼ合意し、署名を目指す段階に入った。

ベトナム産業貿易省(MoIT)のゴ・チュン・カイン対外市場開発・多角貿易局副局長によると、ベトナムと米国は2025年4月以降、7回の公式交渉ラウンドに加え閣僚級・実務級の協議を重ねてきた。両国は交渉内容のほぼ全てで基本合意に達しており、残るのはごく一部の論点を技術的な観点からさらに詰める作業のみだとしている。米通商代表部(USTR)など米側関係機関との緊密な調整により、近く全交渉内容を確定し、できるだけ早期の署名を目指すとした。

2026年1-9月の累計で、ベトナムから米国への輸出額は1400億ドル(約22兆1204億円)に達し、対米貿易黒字は1226.2億ドル(約19兆3743億円)と前年同期比23.8%増加した。トー・ラム共産党書記長兼国家主席は、経済・貿易・投資協力がベトナム・米国関係の柱であり続けると述べ、ベトナムが対米貿易の均衡化に向け米国からの輸入拡大に努めてきたと説明した。米通商代表のジェイミソン・グリア氏は、両国が最終合意に近づいており、協定の署名・発効が新たな協力機会を開くと述べた。

背景

交渉は2025年4月に開始され、9月7日の記者会見や9月21日の会談を経て進展してきた。米国はベトナムにとって最大の輸出市場であり、両国は安定的で均衡の取れた貿易枠組みの構築を目指している。

日本企業への含意

対米輸出に依存するベトナム進出の日系製造業やサプライチェーン関連企業は、協定発効後の関税・原産地規則の変更に注視する必要がある。貿易均衡を重視する協定内容次第では、対米輸出入のバランス調整を求められる可能性があり、部材調達や輸出計画の見直しが必要になる場合がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.83円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.00円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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