ベトナムFDI企業、輸出80%占めるも内資連携限定的
ベトナムの外国直接投資(FDI)企業が輸出額の80%を占める一方、国内企業との連携は依然限定的だと経済専門家が指摘した。
経済専門家トラン・クオック・フン氏(国際経済・金融専門家)によると、ベトナムのFDI登録資本は年平均350億〜380億ドル(約5兆5135億円〜約5兆9861億円)に上る。国内付加価値率(DVA)は39%で新興国平均の40〜60%を下回り、資格・免許保有労働者比率も21%にとどまり政府目標の35〜40%に届いていない。2036年には65歳以上人口が14〜15%に達する見通しで、2030年のGDP成長率8.5%目標には年8.5〜9%の労働生産性向上が必要だが、2016〜2023年の生産性寄与度は5.6%にとどまる。
背景
同氏は先導企業クラブ(LBC、ベトナムの経営者団体)主催のセミナーで、世界的な地政学競争とサプライチェーンをテーマに分析を発表した。
日本企業への含意
ベトナムに進出する日本企業にとって、現地部品調達や国内企業との連携強化、AI活用による生産性向上、資格取得を通じた人材育成の支援が今後の競争力維持に必要になる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.13円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.72円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.70円 / 1SGD=123.30円 / 1USD=157.53円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

