ベトナムVinSpeed、独Siemensと高速鉄道10億ユーロ契約
ベトナムの鉄道建設会社VinSpeedは2026年9月22日、独Siemens Mobilityと高速鉄道整備で総額10億ユーロ(約1818億4693万円)の契約を結んだと報じられた。
VinSpeed(ビングループ創業者Phạm Nhật Vượng氏が設立した鉄道建設会社)はSiemens Mobility(独Siemens傘下の鉄道車両・システム部門、鉄道事業175年の実績)と契約し、Siemensが最高速度350km/hのVelaro Novo車両10編成と通信・電化システムを供給、VinSpeedが軌道を建設する。対象はベンタン―カンゾー線(54km)とハノイ―ハロン線(120km)で、総投資額は20兆2000億ドン(約1兆2295億円)、2028年の商業運行開始を見込むとされる。
背景
VinSpeedは2023年5月設立で、Phạm Nhật Vượng氏が51%、投資会社VIGが35%、ビングループ(ベトナム最大の民間複合企業。EVのVinFastを傘下に持つ)が10%、氏の親族2名が計1%を出資する新興鉄道建設会社。資本金は4兆5000億ドン(約2739億793万円)。
日本企業への含意
日本の鉄道車両・インフラ企業にとって、独Siemensがベトナム高速鉄道の主要区間を先行受注した動きは、今後の追加路線や関連工事の入札で競争が激しくなる可能性を示す。技術協力や現地企業との連携による差別化が必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.76円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.53円 / 1MYR=38.74円 / 1SGD=123.59円 / 1USD=158.13円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

