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タイ、投資主導成長を表明 上半期FDI440億ドル

タイのエカチャイ副首相兼財務相は10月15日、IMF・世界銀行年次総会で、2026年上半期の対内直接投資が440億ドル(約6兆9653億円)に拡大したと述べ、投資主導の経済政策を説明した。

タイのエカチャイ・ニティタンプラパース副首相兼財務相は2026年10月15日、IMF・世界銀行年次総会で開かれたパネル討論に登壇し、タイ経済が直面する課題と対応策を説明した。同氏は、高いエネルギー価格、地政学的分断、高金利、AIの台頭という4つの世界的な経済的課題にタイが直面していると指摘した。その上で、投資主導型の政策によりAI、スマート電子機器、電気自動車(EV)などの新産業への外国直接投資を呼び込み、国民や民間企業の競争力を高める方針を示した。あわせて規制緩和を進める考えも示した。

同氏が示した数字によると、2026年上半期の対内直接投資は440億ドル(約6兆9653億円)に達し、同時期の民間投資は前年比10%拡大した。また、ASEAN域内貿易が全体に占める比率は現在22%にとどまり、人口6億〜7億人規模の市場としてさらなる拡大余地があると指摘した。タイ、ラオス、マレーシア、シンガポールを結ぶASEAN送電網構想にも言及した。同氏は投資主導の政策でタイ国民と民間企業の能力を高め、サプライチェーン参加を促す考えを示した。

日本企業への含意

対内直接投資の拡大やAI・EV分野への誘致方針は、日本企業にとってタイでの生産・研究拠点拡充や、規制緩和を活用した事業展開の機会になる可能性がある。ASEAN域内貿易拡大やエネルギー互連構想の進展は、サプライチェーンの再編や域内調達の見直しを促す要因になる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.56円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.82円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.30円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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