シンガポール9月輸出68.4%増 電子製品が107.6%増と倍増超
シンガポールの9月の非石油地場輸出が前年同月比68.4%増となり、8月の46.1%増から伸び率が拡大した。
シンガポール政府機関の企業シンガポール庁(EnterpriseSG)は10月16日、2026年9月の非石油地場輸出(NODX)統計を発表した。NODXは前年同月比68.4%増となり、8月の改定値46.1%増から伸び率が拡大した。品目別では電子製品が107.6%増、非電子製品が54.2%増となった。2026年1〜9月の累計では前年同期比27.6%増で推移している。
仕向け先別では、香港向けが112.1%増、台湾向けが96.9%増、米国向けが73.2%増と大きく伸びた一方、インド向けは5.6%減となり、8月の23.6%増から一転してマイナスに転じた。非石油再輸出(NORX)は47.8%増(8月は53.2%増)で、内訳は電子製品が64.2%増、非電子製品が22.1%増だった。総商品貿易額は50.8%増(8月は44.4%増)、輸出総額は51.5%増、輸入総額は49.9%増だった。
日本企業への含意
日本の電子部品・精密機器メーカーは、シンガポール経由の輸出網で香港・台湾・米国向け電子製品需要が大きく伸びている状況を商機として捉えられる可能性がある。一方、インド向け輸出が前月の2割超増から一転して減少したことは現地需要の変調を示唆しており、インド市場に展開する日本企業は需要動向を注視する必要がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.08円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=158.08円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

