フィリピンのVITRO REIT、610億円規模IPOを年内目指す
PLDT傘下のVITRO REITが、242億ペソ(約610億8026万円/約3.88億ドル)規模のIPOを年内実施すると表明した。
ePLDT(PLDT傘下)のVITRO REITは、フィリピン初のデジタルインフラREITとして242億ペソ(約610億8026万円/約3.88億ドル)規模のIPOを計画。1株11ペソで19.1億株を売却、超過配分枠は2億8696万株。10月12日予定だった上場はコーナーストーン投資家との契約締結手続きのため延期。PLDTのパンギリナンCEOは『年内上場に全力を尽くす』と述べた。セブ拠点の海運会社アズナー・シッピングも7億3700万ペソ(約18億6017万円/約1181.4万ドル)規模のIPOを12月に計画している。
背景
REITの価格は国債金利に上乗せするクーポン方式で決まるため、金利上昇局面ではコスト増となり、上場時期の判断が難しくなっているという指摘がある。
日本企業への含意
フィリピンで初のデジタルインフラREIT組成は、通信・データセンター関連の日本企業に資産売却先やコーナーストーン投資の選択肢を広げる可能性がある。金利上昇でREIT価格形成が難化する点は、投資タイミングを慎重に見極める必要性を示唆する。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.17円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.73円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=157.46円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

