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マレーシアEV充電网、Gentariと比亜迪が提携 登録98.8%増

マレーシアのGENT(タイの国営電気通信会社)ARIとBYDマレーシアが高出力EV充電インフラ整備で覚書を締結し、急速充電技術の導入を検討する。

マレーシアの国営石油大手ペトロナス(マレーシアの国営石油・ガス会社)傘下のクリーンエネルギー企業GENTARI Sdn Bhdと、中国EV大手BYDのマレーシア法人BYD Malaysia Sdn Bhdは2026年10月22日、中国・深圳で覚書(MOU)を締結した。両社はマレーシア国内で高出力EV充電インフラの開発・展開を支援するため、BYDの急速充電技術「BYDフラッシュ充電」と蓄電池システム(BESS)を組み合わせた導入の可能性を検討する。対象は都市間幹線道路沿いの充電適地の選定、電力インフラや蓄電容量の評価、技術・商業面の検討、事業開発機会や運営モデルの検討まで含み、将来的な大規模展開を見据えた内容となっている。

BYDフラッシュ充電は条件が整えば最短5分で約400kmの走行距離分を充電できるとされる。マレーシアの新車EV登録台数は2026年1〜9月で5万3537台と前年同期比98.8%増加しており、政府は2030年までに公共EV充電拠点を全国3万カ所設置する目標を掲げる。GENTARIは現在、国内で600カ所の充電拠点を運営するほか、「Gentari Go Roaming Hub」を通じマレーシア・シンガポール・タイ・インド4カ国で計1万8000カ所の充電拠点へのアクセスを提供している。GENTARIのスシル・プロヒット最高経営責任者は、EV普及の次段階は充電体験の速さに加え、設置場所の利便性や電力の信頼性にかかると述べた。BYDのリウ・シュエリャン副社長兼アジア太平洋自動車販売部門ゼネラルマネジャーは、充電時間への対応として開発してきた急速充電技術を自国市場外にも広げると述べた。

背景

マレーシアのEV市場は急速に拡大しており、今回の提携は同国が掲げる車両電動化の加速という広範な目標を後押しする位置付けとされる。

日本企業への含意

日本の自動車・充電インフラ関連企業にとって、マレーシアでは急速充電とBESSを組み合わせたインフラ整備が今後の競争軸になる可能性がある。EV販売や充電サービスで東南アジア展開を図る企業は、政府目標である2030年までの3万拠点整備に向けた市場参入機会や、競合する中国勢の技術動向を注視する必要が出てくる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.87円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.67円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.80円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=157.51円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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