マレーシア、e-sportsに2000万リンギ投資 2030年GDP比30%目標
マレーシア政府はBudget 2025でe-sportsエコシステム強化に2000万リンギ(約7億7226万円)を配分し、専用スタジアム建設に1000万リンギ(約3億8613万円)を充てた。
2023年の世界ビデオゲーム産業の推定収益は1840億米ドル(約28兆9627億円)で、アジア太平洋地域が46%を占めるとWIPO(世界知的所有権機関)は報告している。マレーシアのデジタル経済はGDPの25.5%を占め、政府は2030年までに30%を目指す。MDEC(マレーシア・デジタル経済公社)の報告によれば、デジタルコンテンツ産業の収益は872.5億リンギ(約3兆3690億円/約214.03億ドル)、輸出売上は111.8億リンギ(約4316億9357万円/約27.43億ドル)に上る。政府は2023〜2025年に406件の申請を承認し、総額1323万リンギ(約5億1085万円/約324.5万ドル)を配分した。
背景
MDECは2011年以降、デジタルコンテンツ分野でおよそ1万1000人規模の雇用を生み出してきたとしており、e-sportsはアニメーションやゲーム開発と並ぶ政策分野として位置付けられている。2025年4月には資金350万リンギ(約1億3515万円/約85.9万ドル)を投じるDigital Games Testbed Programmeも始動した。
日本企業への含意
日本のゲーム・広告・スポンサー関連企業にとって、マレーシアはアジア太平洋のe-sports市場拡大とデジタルコンテンツ輸出成長を背景に、大会協賛やコンテンツ配信、選手・クリエイター向けサービス展開の商機が広がる可能性がある。政府支援策の活用や現地パートナーとの提携検討が必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

