マレーシア住宅、未売却59%で市場軟調 上半期販売率33.2%
マレーシア不動産・住宅開発業者団体Rehdaが2026年9月23日、2026年上半期の住宅販売率33.2%、未売却在庫保有者が回答者の59%に上ると発表した。
Rehda Malaysia(マレーシアの不動産・住宅開発業者団体)が2026年7〜8月に実施した調査で、6月30日時点で回答者の59%が未売却在庫を保有と回答。2026年上半期の発売ユニット数は15834戸(前期比7戸減)、売却ユニット数は5260戸(前期比3.2%増)で、全体販売率は33.2%(前期32.2%)。発売の53%がRM300,001〜RM500,000(約1158万〜1931万円/約7.4万〜12.3万ドル)の価格帯で、RM2.5million(約9653万円/約61.3万ドル)以上は1%にとどまった。購入者の98%がマレーシア人。未売却理由は融資拒否が30%、高価格が21%を占めた。
背景
Rehda会長Datuk Zaini Yusoffは、物件タイプ間で成績がまちまちで市場は軟調が続いていると指摘。融資拒否の主因は購入者の収入適格性、金融機関の融資マージン低下、信用履歴の問題にあると説明した。
日本企業への含意
日本の不動産・建設・金融関連企業にとって、マレーシアでの現地合弁事業や販売代理では融資審査の厳格化が資金回収リスクを高める可能性がある。中価格帯(RM30万〜50万)が主流のため、高級物件開発は需要が限定的になる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

