シンガポール、CPF金利下限4%を2027年末まで延長
シンガポールのCPF Board(中央積立基金を運営する機関)は、特別・医療貯蓄・退職口座(SMRA)の金利下限4%を2027年末まで延長すると発表した。
CPF BoardとHousing Board(HDBローンを扱う機関)は2026年10月1日〜12月31日の適用分として、SMRA金利下限4%を2027年末まで維持すると発表。OA(普通口座)金利は2.5%、HDBローンの優遇金利は2.6%でそれぞれ据え置き。55歳未満は合算残高6万シンガポールドル(約740万円)まで追加金利1%、55歳以上は3万シンガポールドル(約370万円)まで追加金利2%などの上乗せ措置も継続される。
背景
SMRA金利は10年シンガポール国債利回りの平均に1%を加算して算定され、2025年8月〜2026年7月の平均利回りは3.06%。OA金利は主要地元銀行金利の直近3カ月平均0.32%を基準に決まる。
日本企業への含意
シンガポールに現地法人を持つ日本企業は、従業員のCPF拠出コストや退職給付制度の設計を見直す際、金利下限が2027年末まで維持される前提で人件費や福利厚生の中長期計画を立てやすくなる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

