ASEANと香港、投資協定改正の第1号議定書に署名 交渉開始5年で合意
タイが調整国を務めるASEANと香港は2026年9月20日、投資協定AHKIAを改正する第1号議定書に署名し、投資市場開放で合意した。
2026年9月20日、フィリピン・マニラで開催された第10回ASEAN・香港経済相会議で、ASEANと香港は「ASEAN・香港投資協定(AHKIA)」を改正する第1号議定書に署名した。対象分野には自動車、自動車部品、プリント基板などが含まれる。タイのスパチャイ・スタムパン副首相兼商務相は、タイの投資市場開放義務は国家の規制権限や政策決定権に影響せず、国内法の追加改正も不要と説明した。
背景
AHKIAは2019年6月17日に発効し、2021年2月12日に全加盟国で発効済み。同年から正式な改正交渉が始まり、2026年3月に法的文言の精査と検証が完了していた。
日本企業への含意
自動車部品やプリント基板などの分野でASEANと香港間の投資市場開放が進む見通しで、タイなどASEANに進出する日本企業は香港資本との合弁や協業機会の拡大を検討する余地がある。一方、タイ側は国内法改正を伴わないとしており、既存の規制環境への即時的な変化は限定的とみられる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

