ベトナム、8月の貸出金利8.4〜10.7%に上昇
ベトナム国家銀行(中央銀行)が2026年8月の国営・株式商業銀行グループの平均貸出・預金金利を公表し、前月比0.1〜0.2%上昇したと発表した。
ベトナム国家銀行(ベトナムの中央銀行。銀行監督も担う)が発表した8月のドン建て平均貸出金利は年8.4〜10.7%で、前月比0.1%上昇、2025年末比では1.8%上昇した。優先分野向け短期ドン貸出金利は年4%で、中央銀行規定の上限に達した。USD建て貸出金利は年4.1〜5.4%。預金金利は前月比0.2%上昇し、24カ月超で年7.2〜8.1%、6〜12カ月で年6.5〜8%、12〜24カ月で年6.1〜7.6%となった。
背景
個別行では、商業銀行Techcombankの平均貸出金利が10.23%で預貸金利差4%、商業銀行Vietcombankは7月に7.4%(前月比0.1%低下)で預貸金利差3.7%、商業銀行BIDVは直近0.24%上昇し7.59%となった。
日本企業への含意
日本企業のベトナム現地法人にとって、ドン建て融資コストの上昇は資金調達計画の見直しを迫る可能性がある。優先分野向け年4%の低利枠を活用できる事業かどうかの確認が必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

