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ベトナム貿易総額、10カ月で1兆100億ドル突破

ベトナム財務省統計局は11月3日、2026年1〜10月の貿易総額が1兆100億ドル(約159兆4821億円)に達し、同国の貿易が初めて1兆ドル(約157兆9030億円)の節目を超えたと発表した。

ベトナム財務省傘下の統計局は11月3日、2026年1〜10月の経済社会統計を公表し、貿易総額が1兆100億ドル(約159兆4821億円)(約159兆4821億円、前年同期比32.3%増)に達したと明らかにした。輸出は4992億4000万ドル(約78兆8315億円)(約78兆8315億円、前年同期比27.5%増)、輸入は5113億1000万ドル(約80兆7374億円)だった。10カ月累計では輸入が輸出を120億7000万ドル(約1兆9059億円)上回る貿易赤字となり、前年同期の194億9000万ドル(約3兆775億円)の黒字から転じた。一方、9月・10月は2カ月連続で月次黒字を記録し、10月単月は輸出646億7000万ドル(約10兆2116億円)(約10兆2116億円、前月比8.7%増)、輸入573億6000万ドル(約9兆573億円)(約9兆573億円、前月比1.4%減)で、黒字幅は73億1000万ドル(約1兆1543億円、概算=約1兆1053億円)に達した。

輸出先別では対米輸出が1594億ドル(約25兆1697億円)で全体の33.3%を占めた。輸出主体別では外資系企業が全体の81%を担い前年同期比33%増と伸びをけん引し、国内企業は8.2%増にとどまった。品目別では加工製造業が輸出全体の90%を占める。輸入側では生産財が全体の94.1%を占め、中国からの輸入は2124億6000万ドル(約33兆5481億円)だった。ベトナム税関総局によると、10月29日時点の貿易総額は既に1兆13億ドル(約158兆1083億円)に達していた。

背景

ベトナムは2007年の世界貿易機関(WTO)加盟時、貿易総額が1000億ドル(約15兆7903億円)だった。以後約20年間で規模は10倍に拡大し、2026年に初めて1兆ドル(約157兆9030億円)の節目を超えた。

日本企業への含意

対米輸出が全体の3割超を占め、外資系企業が輸出の8割以上を担う構造が続く。日本企業にとっては、米国向け生産拠点としてのベトナム活用の優位性を確認できる一方、対米依存の高さは米国の通商政策変化の影響を受けやすいことも意味する。累計で貿易赤字に転じた点も踏まえ、調達先の分散やコスト構造の再点検が必要になる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.05円 / 1000VND=6.13円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.49円 / 1MYR=38.79円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=157.90円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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