ベトナム・ホーチミン市、2050年人口2700万人目標の都市計画採択
ホーチミン市人民評議会は2026年10月30日、2025〜2050年を対象とするマスタープランを採択し、2050年までに人口2700万人を目指す方針を示した。
ホーチミン市人民評議会は2026年10月30日(金)、同市の2025〜2050年マスタープランを採択した。計画では、2030年までに人口1800万人、2050年までに2700万人という目標が掲げられた。ベトナム最大の経済都市であるホーチミン市は、アジア域内でも有数の人口規模を持つ都市への成長を目指す内容となっている。計画は単一の期間ではなく、2026〜2030年、2031〜2035年、2036〜2045年、2045年以降という複数のフェーズに分けて重点施策を定めている。
労働力についても段階的な見通しが示され、2030年までに820万人、2045年までに1070万人、2050年までに1130万人の労働力人口を見込む。これは人口増加に伴う就業者数の拡大を前提とした試算で、各フェーズごとに異なる重点分野が設定されている点が特徴となっている。
日本企業への含意
人口・労働力の大幅な増加が見込まれるホーチミン市では、製造業や物流、小売・サービス業の労働需要拡大が予想される。日本企業にとっては、2030年代以降の人材確保競争が激しくなる可能性があり、進出・増設を検討する際は採用計画や賃金動向を中長期の人口・労働力見通しと照らして立案する必要が出てくる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.05円 / 1000VND=6.13円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.49円 / 1MYR=38.79円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=157.90円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

