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ベトナム・カイメップ港に15500TEU級LNG船が初入港

ベトナムのカイメップ国際コンテナ港(TCIT)に、台湾ヤンミン海運の二元燃料船YM WAYFINDERが2026年10月23日に初めて寄港した。

ベトナム・バリアブンタウ省のカイメップ国際コンテナ港(TCIT、タンカン・サイゴン傘下)に、台湾の海運大手ヤンミン海運のコンテナ船YM WAYFINDERが2026年10月23日、初めて寄港した。同船は全長365メートル、載貨重量159374DWT、積載能力15500TEU(20フィートコンテナ1個分を表す単位)で、LNGと低硫黄重油を使い分ける二元燃料技術を採用している。ヤンミン海運は2026年から同型の二元燃料LNG船5隻の受け取りを開始しており、YM WAYFINDERはその1隻。同船はプレミアアライアンスのEC2航路に就航し、カイメップ港を含むベトナムの港と北米市場を直接結んでいる。

ヤンミン海運は15500TEU級二元燃料船5隻に加え、1隻あたり約16000TEUの新造船7隻を発注済みで、2028年から2029年にかけて順次引き渡される予定。これらは将来的にアンモニア燃料への対応も視野に設計されている。ヤンミンベトナムのオペレーション・物流担当責任者ケビン・ワン氏は、TCITの荷役能力とサービス品質、連携体制を高く評価し、両者がさらに協力を深め持続可能な海運の発展を目指す意向を示したと述べた。

背景

今回の二元燃料船導入は、ベトナム政府が掲げる2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ目標と関連づけられている。YM WAYFINDERはカイメップ港とヤンティエン、寧波、上海、釜山、マンサニロ、サバンナ、チャールストン、ノーフォーク、ハリファックス、シンガポールの各港を結ぶEC2航路に就航しており、ベトナムと北米を結ぶ主要航路の一つとなっている。

日本企業への含意

日本の製造業やロジスティクス企業にとって、カイメップ港を経由する北米向け輸送ルートで環境対応船の導入が進む可能性がある。二元燃料船やアンモニア対応船の投入が広がれば、荷主企業は脱炭素対応の物流選択を迫られる場面が増えると考えられる。港湾インフラや航路の対応状況を注視する必要がある。

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出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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