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ベトナムVinFast、26年4-6月期EV7万台 前年比96%増

VinFastが2026年4-6月期決算を発表し、EV販売は7万85台で前年同期比96%増、総収入は3兆340億9000万ドン(約185億2025万円)に達した。

ベトナム最大財閥Vingroup(ベトナム最大の民間複合企業。EVのVinFastを傘下に持つ)傘下のEVメーカーVinFast Auto Ltd.(ナスダック上場、コードVFS)は2026年10月19日、2026年4-6月期(26年6月30日締め)の決算を発表した。EV納車台数は7万85台で、前期比20%増、前年同期比96%増となった。国際市場からの納車比率は11%で、1日平均の納車台数は770台だった。電動バイク・電動自転車の納車台数は28万6039台に達し、前期比100%増、前年同期比311%増と急拡大した。総収入は3兆340億9000万ドン(約185億2025万円)(約1852億251万円、ドル建てではに相当、約1900億6790万円)で、前期比32.9%増、前年同期比85.5%増だった。

このうち自動車販売による収入は2兆8833億1000万ドン(約175億9988万円)(約1759億9882万円、ドル建てでは、約1806億2530万円)で、前期比33.4%増、前年同期比92.7%増だった。世界の小売店舗数は26年6月30日時点で474店に達し、ベトナム国内では24年9月以降22カ月連続で販売首位を維持し、同国自動車市場での占有率は38%となった。新型VF 8は発売から数日で1万2700件、VF 2は2万8700件の受注を獲得した。フィリピンではEV専業ブランドとして首位、インドでは5位、インドネシアでは8位にランクインした。ホーチミン近郊カンゾー(Cần Giờ)の開発地Vinhomes Green Paradiseでは、レベル4自動運転タクシーを200台規模で試験導入する計画で、認可取得後の27年末実施を見込む。ファム・ニャット・クアン・アイン会長兼CEOは、フィリピン・インドネシア・インドを重点市場とし、米国・欧州でも戦略的な展開を進める方針を述べた。グエン・ラン・アイン最高財務責任者(CFO)は、ベトナム国内でより資本効率の高い生産モデルへの転換を進めていると説明した。

背景

VinFast(ベトナム最大財閥Vingroup傘下のEVメーカー)は東南アジアとインドを重点に世界展開を続けており、ベトナム国内では2024年9月以降22カ月連続で販売台数首位を維持している。

日本企業への含意

ベトナムやフィリピン、インドネシア、インドでEV市場の拡大が続く中、現地でのVinFastの販売網拡大とシェア上昇は、同地域に進出する日系自動車メーカーにとって競争環境の変化を意味する。日本企業は現地生産の資本効率化や販売網の強化、EV・電動二輪の品ぞろえ拡充を検討する必要が出てくる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.68円 / 1000VND=6.10円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.43円 / 1USD=157.90円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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