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フィリピンペソ、1ドル=62ペソ台に回復 年27回目の最安値から反発

フィリピンペソは16日、前日に過去最安値となる1ドル=63.06ペソ(約158円)を付けた後、62ペソ台(約156円)に回復した。

フィリピンペソは2026年10月16日、対ドルで62ペソ台(約156円)に戻った。前日15日には1ドル=63.06ペソ(約158円)という過去最安値を記録しており、これは2026年に入って27回目の最安値更新だった。16日の取引でペソは一時63.23ペソ(約159円)まで下落したものの、62.97ペソ(約158円)まで持ち直し、終値は62.985ペソ(約158円)となった。前日比で現地通貨は7.5センタボス(1ペソの100分の1)分上昇した。16日の寄り付きは63.03ペソ(約158円)だった。

リザール商業銀行(RCBC)のミカエル・リカフォート・チーフエコノミストは、米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長が直近でタカ派色の弱い発言をしたことを受け、10月28日に予定される次回FOMCでの0.25%の追加利上観測が後退し、国内外の市場心理が改善したことが反発の要因だと説明した。同氏は月曜日のドル・ペソ相場について62.85〜63.05ペソ(約157〜158円)、来週については62.70〜63.20ペソ(約157〜159円)のレンジを予想した。

背景

ペソは2026年に入り対ドルで63ペソ(約158円)の節目を割り込み、15日には63.06ペソ(約158円)と過去最安値を更新した。これは年間で27回目の記録的な安値更新だった。

日本企業への含意

フィリピン進出の日本企業にとって、ペソ安は現地での調達コストやドル建て輸入コストの上昇につながる一方、円換算での現地収益は目減りする可能性がある。FRBの利上げ観測次第で為替変動が続くとみられ、ペソ建て取引を行う企業は当面、為替ヘッジや決済タイミングの調整がより重要になる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.68円 / 1000VND=6.10円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.43円 / 1USD=157.90円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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