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英Revolut、シンガポールに5年で3.5億シンガポールドル投資

英フィンテックのRevolutは2026年10月8日、シンガポールに新オフィスを開設し、5年間で3.5億シンガポールドル(約432億988万円)を投資すると発表した。

Revolut(英ロンドン拠点のフィンテック企業。小売顧客8000万人超、ビジネス顧客85万社超を世界で保有)は2026年10月8日、シンガポール中心部のCollyer Quay Centre9階、8880平方フィートのスペースに新オフィスを開設すると発表した。開設は2027年初めを予定する。現在はコワーキングスペースのWeWork Funanを拠点としている。同社は5年間でシンガポールに3.5億シンガポールドル(約432億988万円)を投資し、現地従業員を現在の170人から3年以内に300人以上へ増やす計画だ。2019年にシンガポールへ参入して以来の事業拡大の一環となる。

従業員比率は地元人70%・外国人30%を維持する方針。2025年のシンガポール国内取引量は前年比30%増え全体の50%を占めた。ピアツーピア決済は40%増、仮想カードや資産運用・トレーディング利用者は55%増加、地元法人顧客基盤は5倍、企業預金・送金量は2025年8月から1年で3倍、加盟店のカード決済量は10倍に拡大した。2026年9月の株式売却後の企業価値は1150億米ドル(約18兆1703億円)(約18兆1703億円、1470億シンガポールドル)、2025年の税引前利益は17億英ポンド(28億シンガポールドル、約3456億7901万円)だった。2025年8月開始の上位プラン「Ultra」は年換算で1万シンガポールドル(約123万円)相当の特典を提供する。シンガポール・東南アジア担当CEOのレイモンド・ング氏は「自社オフィスとロゴを持つことは、この市場に深く根を下ろす意思を示すものだ」と述べ、経済開発庁(EDB)のピー・ベン・コン上級副社長は、今回の投資が現地人材の育成機会を広げると述べた。

背景

Revolutは2019年にシンガポールへ参入した。2026年9月のセカンダリー株式売却で企業価値は1150億米ドル(約18兆1703億円)に達し、2025年の750億米ドル(約11兆8502億円)から拡大した。同社の2025年の税引前利益は17億英ポンドだった。2025年にはシンガポールの従業員数がほぼ倍増し、同年8月には上位プラン「Ultra」を立ち上げるなど、同国での事業拡大を続けてきた。

日本企業への含意

Revolutがシンガポールを拠点に東南アジア展開を加速させることで、日系の銀行やフィンテック企業は決済・資産運用分野での競争激化に直面する可能性がある。地元人材採用を強化する動きは、日本企業が同国で人材を確保する際の人件費上昇要因になり得る。また金融機能にライフスタイル特典を組み合わせる同社の戦略は、日本企業が商品設計を検討する際の参考材料になる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.83円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.00円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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