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ベトナム、ハノイ地下鉄200編成を仏アルストムと契約・技術移転へ

ビングループ(ベトナム最大の民間複合企業。EVのVinFastを傘下に持つ)と仏アルストムが、ハノイの都市鉄道向けに車両200編成を供給し、製造技術を移転する契約を結んだ。

ベトナム最大の民間複合企業ビングループと、鉄道車両大手のアルストム(フランスの鉄道技術大手)は、ハノイの都市鉄道プロジェクト向けに「Metropolis」車両200編成を供給し、製造技術をベトナムに移転する契約を結んだ。ビングループ傘下で同プロジェクトの総合請負を担うVinhomes(ビングループの不動産子会社)が関与する。車両は1編成あたり5両編成。200編成のうち83編成はフランス・バランシエンヌ=プティフォレのアルストム拠点で完成車として設計・製造され、残る117編成は技術移転後にベトナム国内で生産される。

アルストムのマルタン・シオン最高経営責任者は、今回の契約と技術移転合意がベトナムの都市鉄道産業発展の重要な節目だと述べ、ハノイが目指す近代的で持続可能な鉄道網づくりを支援する考えを示した。ビングループのグエン・ベト・クアン副会長兼最高経営責任者は、高速鉄道や都市鉄道、橋梁、港湾、物流など次世代インフラがビングループのインフラ事業の柱に位置づけられると述べた。

背景

ハノイでは2045年までの首都マスタープランに基づき、都市鉄道網を総延長979キロ・18路線、規模としては1000キロ近くにまで拡大する方針が示されており、同鉄道網は公共交通システム全体の「背骨」と位置づけられている。

日本企業への含意

日本の鉄道車両・インフラ関連企業にとって、ベトナムの都市鉄道整備は技術移転を伴う現地生産を前提とした市場になりつつある。車両製造だけでなく、部品供給や保守、技術者育成といった周辺事業への参入余地が広がる一方、欧州勢との競合が強まる可能性がある。現地パートナーとの連携や技術移転スキームの設計が受注の鍵になる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.40円 / 1000VND=6.08円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.66円 / 1SGD=123.43円 / 1USD=157.98円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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