10月23日(金) 現地報道と公的統計から、日本のビジネスパーソンに有益な情報をピックアップしています
東南アジアのビジネスニュースを日本語で

インドネシア、泥炭地火災防止へ排水不要農法 NDC目標31.89%

インドネシアのボゴール農業大学研究者が、泥炭地の排水なし農法「パルディカルチャー」を火災防止策として提案した。

IPB大学(インドネシアの農業系名門大学。旧ボゴール農科大学)国際環境気候変動研究所のリザルディ・ボエル所長は9月18日、泥炭地で排水を必要とせず栽培する「パルディカルチャー」技術により火災を防げると説明。転換農家の商品市場確保や炭素便益への政府インセンティブ、地表水位を40cm以内に保つ水管理の重要性、気候変動対策法案での泥炭地生態系修復の議論の必要性にも言及した。

背景

インドネシアは2030年までに温室効果ガス排出を自力で31.89%、国際支援を得て43.2%削減する目標を強化版NDC(パリ協定にもとづき各国が示す温室効果ガス削減目標)文書に掲げている。

日本企業への含意

農業・プランテーション関連の日本企業は、泥炭地開発における現地調達比率(インドネシアが製品に求める国内調達の比率)や排水規制の動向を注視する必要が出てくる。炭素クレジット事業に関わる企業は、政府のインセンティブ制度設計を見極めることが求められる。

PRVRIAcademy 東南アジアの現地スタッフに、日本トップ企業の研修を。英語・オンラインライブ、次回2027年1月12日開講

本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.61円 / 1000VND=6.03円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.57円 / 1SGD=123.02円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

メールで受け取る

1週間の東南アジアのビジネスニュースを、月曜の朝に1通にまとめて送ります。