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タイ9月の国境・越境貿易50.8%増 2209億バーツに

タイ外国貿易局は、2569年9月の国境取引と越境取引の合計額が前年同月比50.8%増の2209億バーツ(約1兆341億円)になったと発表した。

タイ外国貿易局(Department of Foreign Trade)は、2569年9月のタイと周辺国との国境取引・第三国との越境取引の合計額が前年同月比50.8%増の2209億バーツ(約1兆341億円)になったと発表した。内訳は輸出が51.8%増の1137億バーツ(約5322億6599万円)、輸入が49.7%増の1071億バーツ(約5013億6929万円)で、貿易黒字は66億バーツ(約308億9671万円)だった。2569年最初の9カ月間の累計では、合計額が前年比18.8%増の1.76兆バーツ(約8兆2391億円)に達し、輸出9781億バーツ(16.6%増、約457億8822万円)、輸入7862億バーツ(21.6%増、約368億486万円)、貿易黒字1918億バーツ(約8978億7702万円)となった。

9月の内訳では、隣国4カ国(マレーシア、ラオス、ミャンマー、カンボジア)との国境取引が24.4%増の807億バーツ(約3777億8246万円)、輸出430億バーツ(約2012億9673万円)(21.0%増)、輸入376億バーツ(約1760億1760万円)(28.5%増)、黒字54億バーツ(約252億7912万円)。国別ではマレーシアが49.6%増の399億バーツ(約1867億8464万円)、ラオスが245億バーツ(約1146億9232万円)、ミャンマーが16.8%増の162億バーツ(約758億3737万円)だった。越境取引は71.7%増の1401億バーツ(約6558億5282万円)と伸びをけん引し、輸出707億バーツ(約3309億6927万円)、輸入694億バーツ(約3248億8355万円)。相手先別では中国593億バーツ(約2776億223万円)(37.5%増)、シンガポール370億バーツ(約1732億881万円)(150.8%増)、ベトナム155億バーツ(約725億6045万円)(102.5%増)。品目では携帯電話受信機等が159億バーツ(約744億3298万円)、コンピュータ等が127億バーツ(約594億5275万円)、ハードディスクドライブが96億バーツ(約449億4066万円)だった。アスパサ・フエントン外国貿易局長官は、9月の50.8%増の原動力は越境取引の71.7%増であり、特にシンガポール向けが150.8%増、ベトナム向けが102.5%増と、電話受信機・コンピュータ・ハードディスクドライブなど技術・電子製品が牽引したと述べた。

日本企業への含意

シンガポールやベトナムとの越境取引で携帯電話部品、コンピュータ、ハードディスクドライブなど電子製品の伸びが突出しており、タイを生産・中継拠点とする日系の電子・半導体関連企業にとっては、第三国向け物流ルートの比重が国境貿易以上に重要になる可能性がある。一方でマレーシアとの国境取引は電気回路基板や切断保護装置の輸出入が急増しており、ASEAN域内でのサプライチェーン再編を見極める必要がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.10円 / 1000VND=6.12円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.48円 / 1MYR=38.90円 / 1SGD=123.27円 / 1USD=157.88円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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