フィリピンへLNG供給検討、マレーシアPetronasが企業と直接協議
マレーシア国営石油ペトロナスの子会社が、フィリピン企業とLNG供給に向けて直接協議中であることを明らかにした。
Petronas LNG Ltd.のRosdi Ab Rahman CEOは、タイ・バンコクで開催されたGastech 2026で、フィリピンの企業とLNG供給に関して直接協議していると述べた。同社はマレーシア・サラワク州ビントゥルのLNG施設からフィリピンへスポットカーゴを供給した実績があり、到着までは2日程度としている。
背景
同社は2017年からLNGカーゴの地域配送を開始し、これまで200件以上を供給。既存の買い手は34社、有効な契約数は87件に上る。
日本企業への含意
日本の電力・ガス事業者や商社にとって、フィリピンのLNG輸入拡大に伴い、東南アジア域内供給網を持つペトロナスとの供給競争や、共同調達・インフラ協業の選択肢を検討する必要が出てくる可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.61円 / 1000VND=6.03円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.57円 / 1SGD=123.02円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。
