マレーシア石炭148ドルに急騰、政府が燃料供給安定策
マレーシア政府は、2026年9月10日に石炭価格が1トン148米ドルへ上昇し、電力発電コストに直接影響すると表明した。
石炭価格は2026年9月10日に148米ドル/トンとなり、8月の130.67米ドル、7月の129.63米ドルから上昇した。9月9日のピーク電力需要は21,949メガワットで、8月平均比4.7%増加した。ブレント原油は8月に90.88米ドル/バレルと7月の83.42米ドルから8.9%上昇し、今週は120米ドルを超えた。LNGは8月に21.87米ドル/MMBtuと7月の19.32米ドルから13.2%上昇し、9月中旬には30米ドルに接近している。政府は2026年12月まで輸入元多様化・国内燃料生産最適化・長期供給契約強化の3方策で燃料供給安定を図るとした。
背景
経済相アクマル・ナスルラ・モハド・ナシル氏は、電力供給システムの予備率の範囲内で対応可能とし、マレーシアとタイが共同開発区域(Block A-18-01)のガス販売契約に署名したことにも言及した。国際市場は2026年3月以降、在庫調整や供給源最適化を続けているという。
日本企業への含意
電力を多く使う製造業や電子部品産業では、マレーシア国内での発電コスト上昇が電気料金の見直しにつながる可能性がある。日本企業は現地の電力調達契約や長期供給協定の動向を注視し、コスト転嫁や省エネ投資の必要性を検討する局面になる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.61円 / 1000VND=6.03円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.57円 / 1SGD=123.02円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。
