フィリピン経済回廊、投資31件の99%がインフラ 先端製造は0.1%
フィリピンのルソン経済回廊で投資案件31件中、輸送・物流やエネルギーなどインフラが99%を占め、先端製造業はわずか0.1%にとどまることが判明した。
LECの投資案件書には31件の詳細な投資機会があり、内訳は輸送・物流17件、エネルギー7件、デジタル接続4件、水1件、先端製造業2件。開示済み投資総額207億ドル(1.3兆ペソ)のうち、輸送・物流(137.6億ドル)とエネルギー(67億ドル)で99%を占め、先端製造業は0.1%、デジタル接続は1%にとどまる。Pax Silicaの最終合意も未締結。
背景
マルコス大統領は投資フォーラムで半導体・AIなど先端技術分野への投資誘致を訴え、フィリピンを高度技術ハブとして売り込んできた経緯がある。
日本企業への含意
日本の製造業にとって輸送・エネルギー分野のインフラ投資機会は大きいが、半導体など先端製造業への具体的な優遇策や電力価格対策は示されておらず、外国企業登録に76日を要する行政手続きの遅れも投資判断の材料となる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.61円 / 1000VND=6.03円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.57円 / 1SGD=123.02円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。
